地方競馬が熱い🏇‼️

「みんなのヘアサロン」オーナースタイリストの布施 博之です。

■ホッカイドウ競馬
・ベルピット(牡3、北海道・角川秀樹厩舎)
・2年ぶり史上7頭目
・3競走とも単勝1.1倍の圧倒的支持に応える

 昨年5月のデビューから4連勝を飾り、僚馬オーマイグッネスなどと共にホッカイドウ競馬の2歳戦線をけん引。JBC2歳優駿で2着に入るなど全国区レベルの実力を誇示したが、シーズン終了後も他地区に移籍せず、ホッカイドウ競馬に留まり道営三冠を目指した。

 今年4月の復帰戦を8馬身差で圧勝。勢いそのままに一冠目の北斗盃を7馬身差、続く北海優駿は3馬身差を付けて制し、最終戦の王冠賞に挑んだ。レースでは前2戦でともに2着のニシケンボブから徹底したマークを受けたが、4コーナー過ぎで同馬を振り切ってからは独走。最後は5馬身差を付ける完勝だった。3戦ともに単勝1.1倍というプレッシャーを跳ね除け、名を刻んだ。

■南関東競馬
・ミックファイア(牡3、大井・渡辺和雄厩舎)
・22年ぶり史上8頭目
・無敗制覇は史上2頭目

 2歳時にデビュー3連勝を果たすも、一冠目の羽田盃は5カ月の休み明けに加えて重賞初挑戦とあって4番人気に甘んじた。だが、終わってみればレースレコードかつ6馬身差の圧勝。一夜にして勢力図を塗り替え、三冠候補に躍り出る。

 続く東京ダービーも再び6馬身差で勝利。ファンや関係者の期待を一手に引き受けたJDDでは1番人気に支持されたが、その分マークも厳しく普段より後方からの追走となる。逃げたミトノオーが直線で大きく引き離し万事休すかに思われたが、残り200m過ぎから一気に差を詰めて差し切り勝ち。ゴール後には「御神本コール」が沸き起こるなど、感動的な一戦となった。

■高知競馬
・ユメノホノオ(牡3、高知・田中守厩舎)
・14年ぶり史上4頭目
・大出遅れを跳ね除け快勝

 新馬戦と5戦目の黒潮ジュニアチャンピオンシップでは4着に敗れたが、その2戦以外は全て1着。ゲートが苦手で毎回大きく出遅れながらも、圧倒的な脚力で勝利を積み重ねた。一冠目の黒潮皐月賞はデステージョにアタマ差の辛勝だったが、距離が延びた高知優駿では2.1秒差の大差圧勝。南関東の重賞2勝馬ポリゴンウェイヴらを全く相手にしなかった。

 三冠目の黒潮菊花賞ではスタートでこれまで以上に後手を踏み、中継映像に映らないほどの大出遅れをしてしまう。それでも向正面付近から一気にマクって先頭に立つと、直線はデステージョの追撃を振り切り快勝。3戦ともに高知では“ものが違う”と云わんばかりの走りだった。